てんぷらの店 ゆたかに初めて来た時、やさしい味のぜんざいに夢中になっていると、お店の台所から軽やかな音が聞こえてきました。
“しゃかしゃか・・・しゃかしゃか・・・”
ふと見ると、お店のお母さんが金時豆を洗っている音でした。
お豆を洗うところから手作りなんだ・・・。そう思ってふっくらと煮えている金時豆をほおばると、優しいお母さんの味がしました。
その優しくてむちゃくちゃおいしいぜんざいが忘れられず、またまたやって来た私達を、その日もまたお店のアンマー(お母さん)は優しい笑顔で迎えてくれました。
ぜんざいを食べながら、あまりにおいしくてまた来てしまった事を話すと、「だぁ、それはうれしいねー。」と、なんとアンマーはお店のてんぷらとサーターアンダギーをお皿にてんこもりにして、持ってきてくれました。
沖縄のてんぷらは衣が厚く、うっすらと塩味もついていて、そのまま食べる事もできます。
東京で食べるてんぷらとは違って、“フリッター”に近い感じがします。
これは、てんぷらとサーターアンダギーを頂いて、「お母さん、もう食べられませぇん~!」となったお皿です。(笑)
おいしいおいしいぜんざいとアンマーの優しい笑顔だけでもうれしいのに、温かいおもてなしを頂いて、気持ちまでアンマーの煮た金時豆のようにふっくらとなりました。
ごちそうさまでした・・・!
また来ます~~♪