これは“豆腐よう”です。
豆腐ようは沖縄の珍味と言われていて、沖縄の“島豆腐”という硬いお豆腐を麹と泡盛の漬け汁で漬け込んで醗酵・熟成させたものです。
起源は中国の「腐乳」だと言われていて、沖縄には琉球王朝時代に中国から伝わったとされています。
う~ん、歴史のある伝統的な食べ物なんですね~。
良く見かける豆腐ようは紅色をしているのですが、おもろ殿内の豆腐ようはクリーム色です。
紅色のものは、“紅麹”という赤い色を持った麹を使っているので紅色になるのだそうです。
味は、貧しい舌と乏しい表現力の私ではなかなか言い表せないのですが、塩辛風味の泡盛の粕漬けになったクリームチーズ…って感じでしょうか。(すっごく分りにくい~!笑)
お店毎に味が少しずつ違うので、あちこちで食べ比べてみるのも楽しいです。
これを爪楊枝などで少~しずつ削っては、舐めるようにして頂きながら、泡盛をぐぐっと飲む!
これですよ~!(笑)
3cm四方くらいの小さなお豆腐なので、初めて食べる人はパクッっと一口で食べちゃったりする事があるそうですが、しょっぱくて大変ですから気をつけて下さいね。(隣で見た事あり・・・)