宮城県 松島を散策中。
焼きたて笹かまぼこをおいしく頂いた後は、やっと寺院めぐりに出発です。
まずやって来たのは「瑞巌寺」(ずいがんじ・・・JR仙石線松島海岸駅から徒歩7分)。
天長5年に慈覚大師円仁によって開かれた禅寺で、伊達政宗公の菩提寺だそうです。
こちらは杉の木が並ぶ参道。
樹齢を重ねた大木もたくさんあり、ちょっとした森林浴気分です。
こちらが中門です。
この入り口を入ったところには、「臥龍梅」と呼ばれる一対の梅の木があります。
伊達政宗が、文禄2年に豊臣秀吉の命令で朝鮮に出兵した時に、かぶとを植木鉢にして梅の苗を持ち帰り、ここに植えたと言われているそうです。
門を入って左側に白梅、右側に紅梅が植えられています。
その梅の木の枝ぶりが、臥せた龍に似ていることから臥龍梅と名付けられたとのこと。
私たちが行った時は満開を過ぎ、もう散りかけていてちょっと残念でした。
見頃は4月中旬頃だそうです。
本堂には入ることが出来、中を見学することができます。
歴史的建築物も興味深いですが、縁側から眺めるお庭には春が溢れていて、とてもきれいでした。
時間があれば、縁側に座ってのんびりと風景を眺めていたい・・・そんな静かで暖かなお庭です。