“てんtoてん”のメニューでは、沖縄すばは“木灰すば(もっかいすば)”の1品だけ。
木灰すばとは、通常使われる麺にコシをくわえるカンスイを、人工的に作られたものではなくガジュマルの木などの灰の上澄み液を使って、昔ながらの作り方でうったすばのことです。
沖縄すばは、そば粉ではなく小麦粉100%。
なので食感はぼそぼそしたうどん?のように感じますが、慣れてくるとこれが病みつきになるのです。
だしは、豚とかつおぶしと塩で作られていて、あっさりの中にじっくりとられただしの風味が香り立ちます。
昔から沖縄すばは麺が主役ではなく、だしを引き立てるために麺を入れたと言われているくらいに、だしが命です。
“てんtoてん”のおだしも、優しくでもしっかりした香り。
旨いです~!
“てんtoてん”の手作りメニュー。
メニューの左側にあるのが“コーレーグース”。
小さな唐辛子を泡盛に漬け込んだもので、これを沖縄すばにお好みで入れて食べると、これまた味わいがぐぐっと引き立ちます。